呼吸のワークショップ② 小さなバレリーナとお母さん 2018.3
- kurisu tomoko
- 2018年4月27日
- 読了時間: 2分
母娘との呼吸のワークショップ第二弾は、小学校低学年の女の子とお母さんとの出張ワークショップ。
去年の夏休みにお母さんのジャイロトニック(R)について来てくれて、ちょっとだけマシンでのエクササイズもしてもらった女の子です。
去年念願のバレエを始めて、もうすぐ小さな発表会があって1曲踊るところ。なので、いつもお家でも一人で練習しているそう。
「バレエをしていて、できないなー。難しいなー。って思うことある?やりたいなーって思っていることは何??」って聞いてみたら、「シャンジュマンする時にきれいに5番におりたいの...」とのこと。
意外な悩みというか、呼吸のことをする予定だったから、今回その悩みに応えられるかな?と心配になりながらのスタートでしたが、とりあえず、お母さんとの打ち合わせ通り、呼吸のワークショップを始めました。
2人ともふとした時に息を止めていることがあるくせがあって、女の子はバレエの色々な動きをするために、胸を固めて息を止めることでコントロールしようとしていたよう。
呼吸の後は、運動する時の姿勢や腕の動かし方、脚のことを少しだけやってみました。
そして、ご要望の”シャンジュマン”にも今回やったこと少しづつ取り入れて試していったら、これまで”5番ポジション”の足先だけにフォーカスしていたけど、それだけじゃないってこと、ちょっとだけ伝わったみたい。
最初に見せてもらったシャンジュマンは、子どものバレエで見かけることのあるピョンピョン飛んでいるなーっていう子どもらしい感じだったけど、色々取り入れた後はバレエを踊っているって感じが出てきていてびっくりでした。
2時間ぐらい呼吸とミニエクササイズをした帰り道に、「何か違う。ともちゃんと体操して歩くの姿勢がいいみたい」って言っていたとお母さんが教えてくれました。何かいい感じに変わったなら、良かったなー。

写真は2人並んで、呼吸のワークを始めたところ。
最初の方なので、女の子の胸が苦しそうですが、呼吸をしていく中で少しづつリラックスしていくことができました。
加工する前の写真をお母さんに送ったら、娘さんの胸があまりにカチンコチンで苦しそうなのにびっくりして、お家でも寝る前に一緒に呼吸のワークをしてくれているよう。母娘の新しいコミュニケーション手段にもなったかなー。
バレエをしている時に忘れられがちな”呼吸”ですが、実はとっても大事な踊っている時の”呼吸”。 うまく踊れない!って時は、呼吸を見直してみるのもオススメです。
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