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身体を探求するってこと① バレエの講習会を見学して気づいたこと

  • 執筆者の写真: kurisu tomoko
    kurisu tomoko
  • 2018年8月29日
  • 読了時間: 3分

先日、パリ・オペラ座バレエ学校教師の夏期講習会で8〜9歳の女の子たちのバレエテラピーというクラスを見学させていただいた時に、参加者の中の1人の女の子が気になって、こっそり注目して見ていました。


バレエテラピーとは、“ダンサーに必要な柔軟性・筋力・平衡性・協調性等を総合的に養うトレーニング法”で、棒を使ったりしながらフロアでいろいろな動きをしていくもの。

クラシックバレエに慣れていても、???って感じになってしまいそうな動きが多くて、難しそう!


初めてバレエテラピーをする子も多かったようで、みんながいろいろな動きをする中で、その女の子は1人ものすごく集中して自分の身体を探求している様子。


先生がエクササイズの説明をしている時は、じーっと先生や通訳の方の話を聞いて見て、エクササイズに入ったら言われた通りに試してみる。すごく難しいことだから1回目はよろっとしてしまったり、変な形になったりしてしまうけど、そこで辞めたりアドバイスしてくれる先生を待ったりしないで、少しづつ身体の使い方やバランスをいろいろ変えて試し続ける.... ってことを、先生がぐるりと教室を回って全員を見ている間に繰り返していました。


そして、どんどん形もバランスも身体の感じも良くなっていく。

話を聞いている間も、エクササイズを試している間もとにかくすごい集中力で、でもスタジオ全体の空気も感じている雰囲気で、今試行錯誤していることがとても楽しいんだろうなぁ...って見ていてもわかるくらい!

その様子を見ていて、「あぁ。身体の探求ってこうやってやるんだ!」ってハッと気づかされました。


初めてするもしくはあまり慣れていない動きをするときって、合っているのかな?って不安だったり、全くわからなかったりで、わかっているっぽい人を見つけて真似しようとしてキョロキョロしたり、先生に見てもらって正解を教えて欲しいなんて思ったりするけど、身体を探求するってそういうことではないのだな...


探求する方法や自分の基準みたいなものを8歳か9歳で持っているって、すごいなぁ...本当にすごいなと思いました。彼女を少し見せてもらっただけでも、見学(お手伝い)に行った価値があったくらい。

バレエを始めたばかりの6歳ごろのわたし。

この写真から2,3年くらい経ってその女の子と同じ年になっても、全然身体の探求なんてできるタイプではなかったな...


でも、今はやっと自分で身体を探求する準備できてきた!って思うので、女の子が取り組んでいた姿勢を思い出しながら、ひとりジャイロトニック。

そしたら、今まで習ったことや勉強したこと、すっと身体に入ってくる感じ!とっても楽しいです。


自主練やお家でエクササイズってどうやったらいいのかな?って方も、ジャイロトニックでそのヒント探してみませんか?


#バレエ #バレリーナ #ジャイロトニック

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