上手になる?!
- kurisu tomoko
- 2016年8月5日
- 読了時間: 3分
大人になって何か新しいスポーツを始めたときに、プロになろう!と思う方は少ないのでは。と思います。むしろ、やりたい!というポジティブな気持ちから始めるより、運動不足を解消したい。とか、身体をなんとかしなければ...というネガティブなものを取り除くためのスポーツという方も多いのかもしれません。
プロになろうとか、何か発表会があるからとか、そういう理由がなければ、上手にならなくても...?
上手になりたくて来てるわけじゃないよ。と思ったり、照れ隠しから、上手になりたいわけじゃないんだよ...と言っている方。せっかくやってるのに、もったいないー!と思います。そして、教える側のトレーナーで、お客さんのことをそう思っているトレーナーがいたら、それももったいないー。と...
わたしがやっているのはジャイロトニック、ジャイロキネシスですが、このエクササイズでいいなーと思うのは、「できたできない」ではないところ。そして、「上手下手」をジャッジするものではないところ。ひとそれぞれの骨格や筋肉のつき方と、今の身体のコンディションと、ジャイロの経験など様々違う条件の中で、それぞれのその日のゴールがある。というところ。
今日はうまくいったなーとかそういう感じはもちろんあるけど、上手ならいい!ってものでもないし、上手ってなに?みたいなところも... あるのですが、そういう意味の「上手」じゃなくって、きょうは身体とうまく向かい合えたな。とかこのエクササイズがしっくりくるようになったな。とか、できないと思ってたあのエクササイズに次は挑戦してみたくなったな。とか。深呼吸ができるようになったなーとか...
とにかく、何かを感じる毎回のセッションやクラス。(きょうはなにも感じられなかった...というのもひとつの感覚!)次はこうしたいな?とか、今度はこうしてみよう!とか次もまたこよう!というくらいのものでも、それがひとつの「上手になりたい気持ち」ではないかと思うのです。
上手になりたいわけではないから。と決めてしまったら、できそうなこともキャッチするのが難しくなったり、新たな挑戦にやる気になれなかったり、目の前にせっかくあっても気づけなかったり...ということもあるかも!?
だから月に1回しかやらないからとか、年に1回しか来れないんです...という方でも、遠慮なく上手になりたい!と1時間のセッションを楽しんでもらえたら!と思います。

まどろっこしい説明でしたが、わたしの思う「上手」は自分の身体と向き合って折合いをつけていくのが上手!ってことなのかも...
身体に少し目を向けるきっかけにジャイロトニック・ジャイロキネシスはぴったり!
スポーツや踊りのプロでも、運動をあまりしないオフィスワーカーや主婦の方でもそれぞれのところで楽しさを感じてもらえると思います。
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